Ruby on Rails 3 アプリケーションプログラミング
人気のRuby用MVCフレームワークRuby on Railsがバージョン3になり、より高機能かつモジュラビリティの高いWebアプリケーションフレームワークへと進化しました。本書は、最新のRuby on Rails 3を対象に、RubyとR...
対象読者
- Ruby初心者だけど、Ruby on Railsのモデルやプラクティスを理解したい方。
- Ruby on Railsでアプリケーション構築をしたことがないけど、趣味や業務でRoRアプリケーション構築をしようとしている人
- RoR3の新機能やRoRの方向性をキャッチアップしたい方
感想
かなり内容が濃い本になっています。
上記の対象読者に当たる方なら手元にあった方が良いでしょう。
この本を読むと、Ruby初心者が小・中規模のアプリケーションを正しく構築できる知識を得られます。
Webアプリケーションを作る上でのMVC、ORM、Activity Record、XSSなどの基礎概念についてもしっかりと、そしてわかりやすい解説がなされていて初心者にとっても満足できる内容でした。
文字と図版のバランスが良く、飽きずにどんどん読み進めていけます。私は技術書は基本的にかいつまんで読むのですが、この本は内容が濃いので全部通して読んでしまいました。
ユニットテストや国際化対応についての実装例も書かれていて、昨今のWebアプリケーションに求められる機能についてしっかりと網羅しています。
価格について
読む前は、値段がちょっと高いと思いましたが、読み終わったときにはこの内容でこの値段は安すぎると思いました。
細かいところまでよく説明を書いてくれていて、分からない単語をWebで調べたりすることなくスムーズに読み進められます。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 Ruby on Railsの基本
第3章 Scaffolding機能によるRails開発の基礎
第4章 ビュー開発
第5章 モデル開発
第6章 コントローラ開発
第7章 ルーティング
第8章 テスト
第9章 Railsの高度な機能
作者について
Windows、Linux、データベース、各種プログラミング言語に精通した山田さんの書かれた本なので要点がとても綺麗に整理されています。
Codezineの記事を見てみると、知識の深さと広さが理解できると思います。
謝辞
このたびは献本して頂きありがとうございます。
勉強会や授業などで教科書として紹介します。
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