3576 文字
18 分

Amex Bonvoyの無料宿泊券でウェスティンホテル横浜に宿泊。AIに聞いたアップグレードのコツ

概要#

  • Amex Bonvoyカードの無料宿泊券が期限切れ間際だったので、慌ててウェスティンホテル横浜に1泊してきました
  • プラチナエリートの無料アップグレードでスイートに通してもらえました。チェックインのタイミングとリクエストの出し方はAIに相談しました
  • ホテルは2022年開業で新しく、とても良かったです。ただし無料宿泊券は消化の難易度が高くて時間も浪費するので、カードは解約することにしました
  • ……が、解約の電話をしたら引き止めオファーを出されて、まだ解約できていません

無料宿泊券は毎回、期限切れ直前に慌てて使っている#

去年も同じことをやっています。大阪のウェスティンに泊まったときも、有効期限が切れる直前に仕方なく消費しました。

Travel

Amex Bonvoy無料宿泊で大阪旅行 | ウェスティンホテル

Amex Bonvoyカードの年間150万円利用特典で付与される無料宿泊券を使って大阪へ。予約制限の厳しさや有効期限切れ間際の消化、ウェスティンホテル大阪の宿泊体験を記録。

2025/03/30
Amex Bonvoy無料宿泊で大阪旅行 | ウェスティンホテル

無料宿泊券には交換レートの上限があるので、そもそも泊まれるホテルが限られます。そのうえ「ポイントで予約できる日」がさらに絞られるため、関東で使えるホテルと日程の組み合わせは本当に数えるほどしかありません(条件の詳細は最後の余談にまとめました)。

行きたいタイミングで行きたいホテルに泊まれるなら特典として嬉しいのですが、実際は「泊まれるところを探す」という作業から始まります。この時点でだいぶ面倒です。

無料アップグレードにはテクニックがいる#

プラチナエリートなので、無料アップグレードの権利はあります。

Marriott Bonvoyのプラチナエリート表示

ただ、権利があるだけで自動的に上位の部屋に通されるわけではありません。そこでAIと壁打ちして、チェックインのタイミングとリクエストの出し方を教えてもらいました。

言われたのは、だいたい次の4点です。

  1. 前日の14時〜15時にアプリでチェックインする。このとき到着予定時刻も正確に入力する
  2. チェックイン直後にアプリのチャットでリクエストを送る。「もし可能であれば、高層階やコーナーなどアップグレードをご検討いただけると幸いです」といった文面
  3. 当日の午前中にアプリで部屋タイプを確認する。書き換わっていればアップグレード成功
  4. モバイルキーはアサイン内容に納得してから発行する。納得がいかなければ発行せずにフロントで直接相談する

理由の説明はこうでした。アップグレード特典の自動判別が前日14時で締め切られ、その直後からホテル側が翌日の空室を確定させてエリート会員向けの枠を調整する。だからその時間帯にチェックインの意思表示と到着時刻が入っていると、良い部屋を確保してもらいやすい。逆に2日以上前だと在庫が流動的で標準の部屋に固定されるリスクがあり、当日だと良い部屋は他のプラチナ・チタン会員に割り振られた後になる、とのことでした。

なお、この仕組みの説明はAIが言っていたことで、マリオット公式の仕様として裏を取ったわけではありません。

そのとおりにやってみたら、ちゃんとアップグレードしてもらえました。これだけでAIの数ヶ月分の利用料金は回収できた気がします。笑

チェックイン#

泊まったのはウェスティンホテル横浜。みなとみらいにある2022年開業のホテルです。

駅から遠いので車で行きました。しかもこの日は大雨。。。

バレーパーキングなので車寄せで降りて、そのままロビーへ上がります。雨の日に自分で駐車場を探さなくていいのはかなり楽でした。

このホテルは1階がエントランス、レセプションは23階クラブラウンジは22階という構成です。

ウェスティンホテル横浜のロビー

部屋#

アップグレードしてもらった部屋です。リビングとベッドルームが分かれています。

リビングルーム

ベッドルームへの動線

バスルーム

洗面台はダブルボウルで、窓に面しています。

ダブルボウルの洗面所

子供用のアメニティも用意されていました。スリッパ、タオル、歯ブラシ一式です。

子供用アメニティ

避難経路図を見ると、角部屋がスイートになっている作りでした。フロアの端だけ間取りが大きく取られています。

非常時の避難経路図

廊下は間接照明だけで、すっきりしています。

客室階の廊下

部屋からの夜景。みなとみらい方面が見下ろせます。

部屋から見た夜景

夕食はディンタイフォンへ#

タクシーで近場のクイーンズスクエアにあるディンタイフォンへ。15分ぐらい待ちました。

ディンタイフォンのメニュー

普通の小籠包。安定して美味しいです。

小籠包

季節限定のいちご入り小籠包(2個400円、4個800円)が意外と美味しかったです。皮であんといちごを包んであるので、食べた感じは大福とほぼ同じでした。

いちご入り小籠包

帰りは雨が上がったので歩いて戻りました。風が強い!

ウェスティンホテル横浜の外観

クラブラウンジは5分で退散#

子どもを寝かしつけた後、せっかく無料で使えるのでクラブラウンジへ行ってみました。

結構混んでいます。そして食べ物はほとんどありません。あんまり面白くなかったので5分で部屋に帰りました。

飲み物はペプシです。私はアルコールが飲めないので、カクテルタイムに行ってもソフトドリンクしか選択肢がありません。

ラウンジで出てきたもの

クラブラウンジの様子

時間帯によって提供されるものが違うようです。案内を見ると、朝は朝食、昼はスナック、夕方はカクテルタイムという構成でした。

時間帯内容
6:30AM - 10:00PM営業時間(12歳以下は5:00PMまで)
7:00AM - 11:00AM朝食
11:30AM - 5:00PMスナックタイム
5:30PM - 8:30PMカクテルタイム(アルコール・ソフトドリンク)
8:30PM - 10:00PMソフトドリンクのみ

軽食が出るのは、平日は5:30PM - 7:30PM、土日祝は5:30PM - 8:30PMです。しかも軽食の利用は1時間までという制限付きでした。

クラブラウンジの案内

案内には、ラウンジアクセスを持っていない人が使う場合は1名あたり14,000円(税・サービス料込)と書いてありました。夜に行った限りでは、14,000円払って使いたいとは思わないです。

そもそもクラブラウンジの価値の大半はカクテルタイムのアルコールだと思うので、飲めない人にとっては最初から半分以下の価値しかありません。加えて12歳以下は5:00PMまでという制限があるので、子連れだと夜のカクテルタイムは大人だけで行くことになります。

ラウンジは「お酒を飲む大人だけ」に最適化された設備、という理解になりました。

朝5時起き#

朝5時に起床しました。朝焼けが綺麗です。

部屋から見た朝焼け

ジムへランニングしに行きました。タオルとお絞りが置いてあります。

ジムのタオルとお絞り

誰もいません。この時間帯は貸し切りでした。

誰もいないジム

マシンはTechnogym。画面のトレーナーと一緒に走るプログラムが入っていました。色々なメニューを適当にやって、10kmほど走った気がします。

Technogymのトレッドミル

インターネット回線は遅め#

部屋のWi-Fiをfast.comで測ってみました。

項目結果
下り43Mbps
上り37Mbps
レイテンシ(アンロード時)6ms
レイテンシ(ロード時)305ms

fast.comの計測結果

下り43Mbpsは、動画を見るぶんには困らないけれど速くはない、という数字です。それより気になるのはアンロード時6msに対してロード時305msとレイテンシが50倍に跳ね上がるところで、これはバッファブロートの典型的な症状です。回線が混むとビデオ会議やSSHの操作感が一気に悪くなるやつです。

シャワーを浴びてぐだぐだしていたらAM6:30。

朝の客室

朝食#

ホテルの朝食。プラチナエリートなので無料です。

朝食のペストリー

サラダとスモークサーモン

グリーンスムージー

まぁまぁ混んでいました。

ホットミール

カレー

おにぎり。

おにぎり

ヨーグルト

なんと、同じマンションの住人を朝食会場で発見しました。世間は狭いです。

エッグベネディクトもあります。

エッグベネディクト

チェックアウトして帰宅#

朝食の後はみなとみらいの遊園地とクイーンズスクエアへ散策に行きました。

部屋に戻って支度をして、帰宅の準備です。ラウンジでチェックアウトができるので、最後にもう一度ラウンジに寄って軽食を食べつつチェックアウトしました。なんだかんだグダグダしていて12時過ぎ。

横浜で他に行きたいところが無かったので、銀座のオーケーストアで買い物をして自宅へ帰りました。

解約の電話をしたら引き止められた#

無料宿泊券のためにホテルと日程を探す作業に時間を使いすぎるので、カードを解約することにしました。

そこで解約の電話をしたのですが、あっさり引き止められました。たしか「2ヶ月以内に30万円ほど使えば5万ポイントをプレゼントする」という内容だったと思います(金額もポイント数もうろ覚えです)。

5万ポイントは、無料宿泊特典の上限(75,000ポイント)の3分の2ほどです。ホテルを選べばこれだけで1泊できます。「そのくらいなら普通に使うかも」と思ってしまい、結果としてまだ解約できていません。笑

冷静に考えると、これは解約を先送りさせるためのオファーであって、受けた時点で「また来年も同じことを考える」フェーズに戻されています。しかも受け取ったポイントは、また消化の手間がかかるポイントです。

解約するには、強い意志と、自分の中の損益分岐点の金額をはっきりさせることが要ります。

  • 年会費に対して、実際に取り戻せている金額はいくらか
  • 無料宿泊特典に必要な年間400万円の決済は、自分の生活で自然に届く額か
  • 引き止めオファーの「30万円使って5万ポイント」は、自分の通常の支出で無理なく届く範囲か
  • 届かない場合、そのために増える支出はポイントの価値を上回らないか
  • ラウンジのように、自分の生活では価値が出ない特典を数えていないか

そのうえで、引き止めオファーを1回受けると次の判断は1年後になるので、2年スパンで計画しないと抜けられないというのが今の理解です。

まとめ#

近場でのホテル泊は準備がほとんど要らないし、車の運転でも疲れないので良いです。ホテル自体は新しくて綺麗で、部屋もアップグレードしてもらえたので満足でした。

カードのほうは、解約する意志は固まったのに引き止めオファーで足止めされている状態です。次の更新までに損益分岐点を出して決めます。

余談:無料宿泊特典の現在の条件#

書きながら改めて調べたら、条件が自分の認識よりも良くなっていました。アメックスの公式ページによると、現在はこうなっています。

項目Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム
獲得条件年間400万円以上の決済+カードの継続(年会費の支払い)
集計期間カードの入会日・切り替え日から起算した1年間
特典内容交換レート最大75,000ポイントまでのホテルに1泊無料
付与時期年会費の請求から1〜2ヶ月後
有効期限発行から1年間(延長不可)

さらに、無料宿泊特典に手持ちのポイントを足せる「トップオフ」の上限が15,000ポイントから25,000ポイントに拡張されました。合計すると100,000ポイントのホテルまで届く計算になります。大阪に泊まったときの50,000ポイント上限とは別物で、選べるホテルはかなり増えているはずです。

ちなみにプラチナエリートの資格は別枠で、こちらは年間500万円以上の決済が条件です。

では条件が良くなったなら続ければいいのかというと、そう単純でもありません。面倒くささの本体は上限額ではなく、次の3段構えのほうだからです。

  1. 交換レートの上限内のホテルに限られる
  2. そのうちポイント予約を受け付けているホテルに限られる
  3. さらに、ポイントで予約できる日程に限られる

1つずつは大した制約に見えませんが、3つ重なると関東の選択肢はほぼ無くなります。結局「泊まれるところ」から逆算して予定を立てることになり、旅行というより特典の消化作業になります。

そして年間400万円という決済条件がある以上、「特典が良いから使う」のか「特典のために使っている」のかは分けて考える必要があります。特典の額面ではなく、消化にかかる手間と決済条件で判断したほうが良い、というのが2回使ってみた結論です。

この記事が役に立ったら
GitHub Sponsorsで応援できます

コメント