デスクトップの音響環境を測定してみる

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概要

ちょっと音響環境を調べる必要が出てきたのでREW (Room Acoustics Software) で計測してみました。

Javaで動くのでMacでも動きます。最近のJavaは軽快なのか、PCのスペックが良くなったからかわかりませんが起動は速く、ストレスなく動きます。

とりあえず手元にある機材で計測していきます。

音響環境

PCで作業するデスクトップです。

スピーカー

GENELEC 8020

USB-DAC

測定

準備

マイク、USB-DACのキャリブレーションをすべきですが、手元にあるマイクが現在はUSBで接続されているのでループバック接続するのが面倒なのでスキップしました。

使っているマイクはこちら。ミニジャックはありますが

まずは、音量のキャリブレーション。音圧を定量的に測定するのにこれは必要です。実測値はこれも簡易的にiPhoneのアプリを使って計測。

SPL

周波数特性。

サブウーファーが無いので下の方は出ていません。

ほかはフラット。3kHz〜4kHzに盛り上がりがあるのはエコライザで持ち上げすぎているからかと思います。

ちなみに、スピーカーにはカットオフができる機能がありますが単体で使っているので全てOFFです。

Distortion

高調波歪みとノイズ

相対的に同じくらいのレベルなので大丈夫そう。目立ってDistortionが大きいところはない。

Impulse

250msで急に落ちてる。距離換算すると85mだが、それっぽい原因がわからない。部屋の特性かなと。

RT60

どのくらい残響が収まるのに時間がかかったか。

T30で169msなので残響が少ない。物が多いからかな。

Clarity

100%に近いので良い!

Waterfall

低音の残響が多め。SPFで出てた、3〜4kHzが大きめ。

Spectrogram

参考資料

めちゃくちゃわかりやすい。

他の動画も見ましたけど、このかた、すごい知識量。理論的です。いままで音響の世界は定性的なよくわからない表現が多くて困ってましたが、定量的に解説してくれているので その理由が明らかになります。

っていうか、SONYの主任研究員ですね。専門は機械学習のようです。オーディオは趣味っぽい。

まとめ

さすがGENELECです。スピーカー性能に問題ないです。左右差もありません。

リスニングしていても不満は無いので。(たまに重低音がほしいときはありますが)

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