NEC製 ATERM-875AE1。外箱はおしゃれだけど、中身は低機能。
DHCPサーバのIPv4割当アドレスの数が最大64だけしかありません!65と指定すると「入力範囲外」と表示されて設定できません。大量のノードを運用されている方は、ネットワークを分割するなどの対策が必要になります。
DHCP関連のパラメータはほとんど調整できません。
パケットフィルタや静的NATの設定もとてもやりづらい。。。。
そして、機器自体の発熱が多い!
説明書には、前後左右に排熱用にマージンを開けろと書いてあったので、怪しいなぁと思っていました。
運用しだしたら、案の定、トラフィックが殆どないのにほんのり温かくなります。人肌より温かいので40度は超えています。夏が心配です。
ハードウェアはこれかな。https://www.au.com/support/service/internet/guide/modem/gateway-05/
ATERM-875AE1
隣接して壁などの遮蔽物と接しないように、台座が大きく取られています。しかも、スロープが付いているので重ねることも難しいといういやらしい設計です。
追記:IPv4のルーティングが変
LANで公開しているサーバにアクセスしたら、TSLの証明書エラーが出ました。”kantan.setuzoku.example.com”というホスト名に対して発行された証明書が返答された模様。
一度、携帯キャリアの回線でテザリングをして、再度LANに接続したら正常に戻りました。
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Tweet元のアカウントが凍結されているけど、同じ報告を発見
おそらく、ルーターのNAT周りの実装が変になっている様子。。。
NECルーターは10年前にも一定時間でハングアップするという問題があってとてもストレスたまりました。
追記 2020年11月25日
上記のNATの問題に対して、サポートに「このルーターの利用を強要されている身としてはどうしようもないから無料で解約させて」と申し出たら、冷たい反応。
大変恐縮ではございますが、契約期間内でのご解約の場合、
契約解除料7,700円(税込)が発生いたします。
ローカルでDNSサーバ立てるしか無いのか。。。。面倒。DNSサーバを立てたとしてもDHCPのパラメータがいじれないから手動でDNSサーバを設定しないといけない。
それを避けるためにはネットワークをLANで1つ切って、DHCPサーバによるDNSサーバのアドレスを指定できるルーターを使う必要がある。
追記:2021年1月28日
IPv6アドレスならばNATされないので正常にアクセスできます。
IPv6を優先しつつ、自宅サーバはIPv6のアドレスも振れば運用上はカバーできます。
普通のPC起動直後や、IPv6アドレスが振られる前の状態でIPv4しか使えない状態だと失敗するので少し待ったり、WiFiをon/offしたりしてIPv6が優先されるまで待ちましょう。
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