概要
- WiFi6 (IEEE 802.11ax) 対応端末が登場してきたので試してみました。
- そもそもWiFi6に対応している端末は、iPhone 11しか持っていないので、あんまり意味は無いですが今後のためということで。
- Linux上でのネットワークパフォーマンスを測定するためにはiperf3が良さそうです。iperfのバージョン2もありますが、3だとuplinkとdownlinkを勝手に測定してくれます。
- スピード的には大したこと無いような気がします。
Wi-Fi6のアクセスポイント設定
買った機材はこちら。安いし、最近コスパが良いから買いまくっているTP-LINKです。悲しいのは、MAP-Eに対応していないこと。。。。ルーターとしてはあと1歩頑張ってほしい。
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TP-Link WiFi ルーター dual_band Alexa 認定取得 11ax AX1500 WiFi6 無線LAN 1201 + 300Mbps【PS5 / iPhone 13 / Nintendo Switch メーカー動作確認済み】 メーカー保証3年 Archer AX1500規格
Archer AX10/A
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WiFi Explorer Liteで見てみた感じはこちら。設定は基本的にデフォルトです。帯域をかなり占領しております。家の周辺にはWi-Fi 6に対応したアクセスポイントは見当たりません!一番乗り。
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テスト
まず、ベンチマーク先であるノードへの有線LANがボトルネックにならないかを確認します。一応理論上WiFi6は現時点で1200Mbps出るらしいので。
Wired Ethernet (1000Mbps)のベンチマーク。実測943Mbpsぐらいです。
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参考までに、macbook pro 2019から5GHzのWiFi経由でアクセスした場合は、スループットは上下約165Mbps程度です。(これはこれで。なんか遅いです。L1は混雑している感じはしないので、業務用のちゃんとしたWiFiアクセスポイントじゃないとだめなのか?)
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遮蔽物がある、10mぐらい離れた場所では70Mbpsぐらいになってしまいます。
お待ちかねのWiFi6ベンチマーク
では、WiFi6対応のiPhone 11で試してみます。iperf3プロトコルに対応したiPerfというアプリを使ってベンチマークをします。
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結果は、上り246Mbps、下り492Mbpsとのこと。測定環境は、アクセスポイントから30cmぐらい離れたところで数回行い、速度が安定していることを確認しました。
まとめ
- WiFiがボトルネックとなるような環境では、導入しても良いかと思います。
- 最近では、インターネット回線が200Mbps以上出るのでWiFiがボトルネックとなる場合が多くなりそうです。
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