有線LANと無線LANが搭載されているLinuxにおいて、両方の設定を有効にしていると問題なく通信ができるおんい、有線LANを抜くと無線LANも繋がらなくなってしまう問題に遭遇しました。
こちらに、似たような状態が挙げられています。
確かに、Macアドレスが重複している。
% arp -a ? (192.168.1.16) at f8:bc:12:44:3b:fa on en0 ifscope [ethernet] ? (192.168.1.18) at f8:bc:12:44:3b:fa on en0 ifscope [ethernet]
しかしながら、OS側では別のMacアドレスが振られているのに。。。上記の記事を頼りに、以下の設定をしました。
root@dell /etc# echo 2 > /proc/sys/net/ipv4/conf/all/arp_announce root@dell /etc# echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/conf/all/arp_ignore
そうしたら、治りました。
? (192.168.1.16) at f8:bc:12:44:3b:fa on en0 ifscope [ethernet] ? (192.168.1.18) at 0:13:ef:f3:21:67 on en0 ifscope [ethernet]
しかしながら、当初の問題は解決しませんでした。NetworkManagerと/etc/network/interfacesによる管理が混在しているのが原因かと思いましたが、ethernetの設定をNetworkMangerに一元管理しようとするとエラーが出るので一元管理できません。。。
root@dell /etc# nmcli device DEVICE TYPE STATE CONNECTION wlx0013eff32167 wifi connected mywifiaccesspoint br-1983bad34c8e bridge unmanaged -- docker0 bridge unmanaged -- eno1 ethernet unmanaged -- eno2 ethernet unmanaged -- lo loopback unmanaged -- p2p-dev-wlx0013eff32167 wifi-p2p unmanaged --
本当はこの記事にあるようにEthernetもNetworkManagerで管理したいのですが、管理できません。
activateしようとすると以下のエラーが出てきます。ググってもほとんど事例がないです。
Raspberry-Pi関連の記事ですが、このあたりも参考になる。面倒なので深追いはしない。。。
Could not activate connection: Connection ‘ethernet-eno1’ is not available on device eno1 because device is strictly unmanaged
最終的には、
https://shima-kichi.blogspot.com/2015/09/raspberrypi-lanip.html
有線LANと無線LANは同時に固定IPで使ってはダメらしい
IPを固定にする場合は、iface default inet dhcp はコメントアウト
ということのようです。
追記
Ubuntu 19.10にアップグレードしたら、nmcliで管理できるようになった様子。
root@dell /e/network# nmcli device DEVICE TYPE STATE CONNECTION eno1 ethernet connected ethernet-eno1 br-1983bad34c8e bridge connected br-1983bad34c8e docker0 bridge connected docker0 eno2 ethernet unavailable -- lo loopback unmanaged -- root@dell /e/network# cat /etc/issue Ubuntu 19.10 \n \l
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