結論
- RAID5が超遅い
- RAID1は2台だけ。1台壊れるだけで冗長性が無くなる。
- 残りのベイに刺さったディスクはホットスタンバイとして利用される。
買ったときの記録
Raid5コントローラが載った割には、当時、安いのはこれしか無かったからしょうが無い感じですが、後々の対応を考えると高くつきました。
お届け予定日: 2012年7月12日 – 2012年7月17日
1 “コレガ(アライドテレシス) 4BAY RAID対応 eSATA/USB3.0接続 PC連動電源機能 SATA3.5インチHDDケース WEBモデル CG-HDC4EUS35-W”
Personal Computers; ¥ 16,800
細かい不具合
- 再起動するとマウントされない事が起きていた。何回か再起動するとマウントされたりする。
- diskutilコマンドで無理矢理マウントすれば使えるようになる。
- macosのバージョンが上がったタイミングで発生しなくなった。
- raid5の読み書きが超遅い。MySQLのデータを置いていたのですが、超遅いです。常用のディスクでは無くバックアップ用途に限るべきでした。あらゆる読み書きが遅い。HUDのアクセスランプがつきっぱなしの状態になります。ハードディスクが遅い可能性もありますが、単体ハードディスクより遙かに遅い。
そして故障
- RAID5、HFSでフォーマットして、macminiに接続して、24時間稼働で使っていました。
- 2TB x 4本です。
- 5年ほど運用しました。
- 実運用しているデータは3TBぐらい。
- ハードディスクが1年に1本くらいの頻度で壊れました。毎回、すぐに交換して自動リビルドで回復しました。
- しかし、2017年冬、macosにてどうしても読み取れなくなりました。半年以上前なので細かい症状を忘れましたが、マウントは出来るけど、ファイルを読み出そうとすると、読み出せない感じ。raid boxの異常ランプはついていないので、ファイルシステムのエラーっぽい。
- macosだとトラブルシューティングが大変なので、Linuxが動く2万円の格安PCをドンキで買ってきて、Windowsからマウントを試みましたが不可能。ハードウェア的に認識しない。(評判が良さそうだったから買ったけど、このPCは遅すぎて作業が捗らない。もう少し良いのを買えば良かった。)
- しかし、それをUbuntuのデュアルブートにして、Linux上からマウントするとギリギリ読み出せる。一部のファイルは消えているけど9割方は救出出来そう。
- rsyncでデータを吸い出すが、途中で止まる。。。。夜な夜なディレクトリ指定で実行して、少しずつrsyncを完了させていく日々。
まとめ
- 安いraidボックスを信用すると痛い目にみる
- データにも利用頻度や重要度に応じて3パターンぐらい分けて、ユースケースにあった運用する必要がある。
- 例
- 重要なデータ:raid box -> AWS S3にsync -> アクセス頻度が低いファイルをGracierへ。
- 重要ではないデータ:raid box
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