概要
29日は、SSHのポートがデフォルトの22になっているホストに対して、サーバ運営者が強制的に別のポートに設定する日であった。
しかし、実際にはSSHのポート変更だけではなく、ajaxtermやapache、mod_sslなどのパッケージを強制的にインストールしていることが分かった。
メンテナンス対象ではない自サーバに対しても約10.5時間のダウンタイムがあった。
以下ににDebianを使っている場合の状況をレポートする。
インストールされたパッケージ
aptのログを確認してみると以下のパッケージが勝手にインストールされていた。
python2.5 python-minimal python openssl-blacklist python-support ajaxterm apache2-utils apache2.2-common apace2-mpm-worker apache2 ssl-cert
プロセス
ajaxtermサービスが走っている。ajaxtermとはWeb上からサーバのコンソールを利用できるようにするサービス。
ポート
赤く印をつけたところが、今回のメンテナンスによって起動されたサービスのポート。
対処
このホストは、バックアップサーバにしか利用していないので、新しくインストールされたパッケージはすべて削除して元通りにした。
手順は以下。
# aptitude remove python2.5 python--minimal python openssl-blacklist python-support ajaxterm apache2-utils apache2.2-common apace2-mpm-worker apache2 ssl-cert
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