ソフトウェアテストのテストパターンについてです。
条件網羅のテストケースを作成すると、テストパターンはO(nm) n=項目数 m=各項目のパターン数 となり、指数的にパターンが増えてしまい、複雑な条件判定のテストが困難になります。その問題を解決するために、特徴のあるパターンを抽出してテストをする方法が一般的です。
項目が少なければ人間の頭の中である程度特徴のあるパターン出しが行えますが、数が多くなると網羅することは不可能です。
パターン抽出には様々な手法があり、論文が発表されています。
http://en.wikipedia.org/wiki/All-pairs_testing
商用プロダクトも数多く出回っています。無料で有名なのはMicrosoftが提供しているPICTです。しかし、Windowsのみ。。。。
ってことで、今回はJavaで書かれたコマンドラインツールと、無料で使えるWebアプリケーションを紹介します。
■1.mcdowella’s program
実行結果は以下のようになります。パラメータもいくつか取れます。
■2.HEXAWISE
同じテストデータを食わせてみました。
どちらもかなり楽に直行表を作れます。
HEXAWISEの方がオススメです。パターン数に対するカバレッジをグラフ化できます。
Comments